仕事もせずに風邪をひく

 朝から仕事もせず、なんとなく過ごしていると、待ってましたとばかりに病魔はやってきました。敵はなかなかのやり手です。なんとねほんとにちょっとした油断だったのです。その、つまり、居間でね、ソファーでね、ほんとにちょっとした時間なんですがね、なにげなくウトウトしてしまったのです。

 その、ほんのちょっとの、ほんのちょっとの・・・シツコイですかぁ。まぁいいやね、とにかくほんのちょっとの隙を見逃さずに、どーんと攻めてきました。敵もやりますね。こちらは仕事がないので気弱になっているうえに、官憲の調査などが身近に控えている身なのです。

 えと誤解があるといけないので若干説明をさせていただくと、この調査とは、あくまで経済的なそれで、しかも任意で、しかも相手は手錠や拳銃などを持参したりしないのです。できるだけその方面の持参来襲はさけたく。最近はそっち方面にはかかわらないようにしているのです。

 うーん。最近はなどと言うと、やはり最近のもっと前は、「そんじゃおめえ、かかわっていたのか」ということになるのですね。普通は。だからその辺も訂正します。最近もそのもっと前もかかわることは避けてきました。できるだけ。

 でね、気弱状態になっているぼくは、その生存に必要な精神的、物理的、あの世的なすべての力が、通常より不足しているのです。しかしながら病魔というやつは、平均的に悪いやつが多く、そいうった人の弱みにつけこむのですね。まったくいやになっちゃいます。

 したがって生存に必要な最低限の心拍数状態であったぼくはイチコロです。フラフラです。食欲もありません。

 「水分の補給は欠かさずにね」と優しく言ってどこかに遊びに行ったカミさんの姿が、かろうじてまぶたの奥底に残像として残っているいま、こうしてPCに向かいその残像を振り払っています。えとけっしてカミさんの悪口を言っているのではありません。一応言ってきます。

 なにしろここだけの話ですが、なんとカミさんの友達が、ひそかにこの「おじさんの日常」を愛読しているらしいのです。愛読ですよ。参りますね。

 さてと、今日は早く寝ます。そして明日はうんと早く起きます。最近はだいたい6時間程度の睡眠なのでと、計算すると・・・

 うーん、たとえば8時ごろに寝てしまうと、明日の起床は2時になっちゃうなぁ・・・ちょっと早すぎるかなぁ。まあいいや。どうでも。