怒りの年金問題

 それほど大げさなことを言うつもりはないのだけど、それでも昨今の議員さんには、とくに自民党の議員連中は、まっこと人民をバカにしていますね。そう思いませんか。

 とにかく朝から仕事もせず、今日の昼ごはんはなんにしようかなぁ、などと、能天気なことを言っているぼくでも、そうとう怒りましたよ。だもんでね、きょうは例の年金問題を、ご存知のようにここんとこ暇なので、朝から方々の地上波でチェックしましたよ。

 まぁ、いつもの通りなんでもわかったような顔をして、なんでも理解している口ぶりで、テレビの向こう側にいる、つまりぼくたちに、なんとも正義のかたまりのような顔をしてお話しているキャスターも気に入りませんが、とにかくここはもっと気に入らない自民党議員の口ぶりが目立ちましたね。

 あーたねぇ、あの夏の選挙では、いったいなんとのたまっていたのですか。覚えてないとは、いや記憶にないとは言わせませんよ。つい最近のことですからね。とにかくね、例の名寄せの問題で、野党議員の3月までに終わらせることは不可能に近いとの疑問に、胸をドーンとたたいてやりますといっていたあの公約はどこへ行ったのですか。偽装ですか。はやりの。

 こうなると次の選挙が楽しみですね。たぶん、自民党の偉いさんたちは、いまここで無理といっておけば、国民はバカでアホだから(えとこれはぼくが言っているのではなく、たぶん自民党の偉いさんたちが思っていることですから、そこんとこ誤解ないようにね)予算が通った3月以降の選挙のころにゃあ、きっと忘れていて、そんでもって自民党に一票いれてくれるだろう・・・

 なめんじゃあないよ。いいかげんにしろよ。この年金問題はね、そんなに甘くないのだよ。ぼくに言わせればね、自民党のお偉い人たちはね、ずいぶんと社会を、経済を、そして日本人の国民性を理解していないね。というよりあまりお利口ではないね。

 年金というのはね、国民が毎月、すくない収入にあっても、老後のためにと何とか算段して払い込んでいるものなんだよ。てめえらの年金だけはキチンと帳面も運用もしていた役人の年金は別としても、国民年金の乱暴な運用や帳面整理は、はっきり言って犯罪だね。

 それをだよ、薄ら笑いをうかべながら「選挙の時期だから、あの程度の物言いはするよ」みたいな言い訳を、それこそ堂々とする連中が、国民の代表者だと。まったくふぜけんなと声を大にして言うよ。

 オイラを含めて日本人は、けっこうお人よしだけど、それには限度があってね、人様の大事なお金をチャランポランに使っておいて、そんでもって時がたてば、きっと、やさしいから忘れてくれるだろうなんていうほど人が良くないね。断言できる。というより、自分に掛かる金の問題には、かなりきつい行動をとるよ。ほんとにキツイよ。

 とにかく、ぼくらは、そういう連中にこの先、わが大日本帝国の国政を任せていいかどうかということを、次の選挙にはしっかり頭にうかべて投票したいね。だれが忘れるもんか。ナメンナヨ。

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