スイーツと日本犬の相関?

 それほどの人気がなくても、やはり口に入れるものは強い。えっ、何のことかって、あのねじつはいろいろな売り上げに関する指標を、総理府のサイトで見ていたのです。ウトウトしながら。

 だからね、ぼくもこれから先は、職人さんなどをやめて、キチンとしたイロイロお口に入れる商売を目指そうではないかと思ったのであります。ウトウトしながら。

 さらにお口に入れるものの中でも、うんとお口がとろける、うんと甘い、そのいわゆるさいきん流行の「スイーツ」なんてなものをその主力商品にするべきではないかなどと、早くも商品構成まで思いを寄せるのであります。ウトウトしながら。

 夢は、希望は、どんどんふくらみ・・・そんでもってはじけるのです。それがいつもの流れです。はい。

 ということで、いつもより今朝はちょっと早く起きたので、それでも4時なんですがね。でも隣近所や普通のご家庭ではなかなか起きる時間ではないらしく、ここいらで起きているのは、起きて朝のオヤジ体操などを大きな声をだしてやってるのは、ぼくんちだけみたいでしたね。当たり前か。

 そんあことがあって、つい先ほど、ぼくは机前にしてちょっとウトウトしてしまったんです。そのウトウト短時間でも、ぼくは夢を見るのです。ふだんから夢ばかり見ているなどといわれますが、その通りです。現実と夢との境目もさいきんでは不確かになりつつあるのです。

 えと何の話だっけ。そうそう、その短時間の夢では、ぼくは「スイーツ」専門店の店長で、しかもぼくはフランスで「スイーツ」関係の修行をしてきたことになっていて、嫁もフランス娘のジョセフィーヌなのです。至れり尽くせりなのです。

 しかしながら短時間の夢とはいえ、なにか物足りないのですね。そこでアレコレ考えているうちに飼い犬がいないことに気が付きました。とはいえ、フランス帰りのぼくには、扁平顔で目が三角で獰猛でうれしさのあまりおもいっきり噛んでしまうバカ犬ケンタクンは似合いません。

 そこでフランス犬の、膨らませて細長くなる例の空気風船で作ったような、プードルなんかはドウダ!似合うのではないか!などと考えました。

 しかーし、なんと嫁のジョセフィーヌが「やはり犬は日本犬ね。秋田犬なんかがいいわ」なーんてわかったようなことを、うんと可愛くヌカスノデ、やはりケンタクンになりました。

 でもってそうこうしているうちに、はい夢が覚めたのであります。夢は覚めましたがぼくの脳みそは覚醒せず、いつまでも夢を見続けるのです。なにしろジョセフィーヌですからね。