それほど日曜日は嬉しくない

 「あんまり贅沢を言うでない」なーんて時代がかったセリフが出てきそうですね。

 それでも本音です。えっつ、何のことかって。ほれ、今日のタイトルですよ。あのね、ぼくみたいにここ最近仕事が少なく、あってもほんのちょっとした仕事ばかりだと、じっさい毎日が日曜日みたいなもんなんですね。

 そういやぁむかし、城山三郎の小説に『毎日が日曜日』というのがありましたっけ。

 まぁ要するに定年退職したオッサンの悲哀について描かれたもんですがね。ぼくは定年ではないのに・・・いやいや違いますね・ぼくには定年はないのだけど、もっと働きたいのだけど、使ってもらえないということです。

 だからね、毎日がほとんど日曜日状態で、しかもそれはけっこう前からそういう状態で、であるので近所ではぼくを若隠居なーんて思っているらしいのです。

 あのね、おとついも早朝体操クラブのお年寄りが我が家を訪ねてきて「どうです、よかったら毎朝ご一緒しませんか」なーんて言われちゃったのです。例のあの白い帽子をみんなで被って、朝の6時ぐらいから公園で体操している集団です。見たことないでかぁ。あの人たちですよ。

 ぼくは丁重にお断りしたけど、なんだかなぁというかんじでしたね。

 もっともケンタクンは毎日おお喜びです。午前中からランランランとお散歩に行けるのですからね。下手すりゃ午後も、すっとぼけて、きょうはまだ行ってないよね?なーんて、それこそ舌を出しながらこのぼくをだまそうとするぐらいですから。まいります。

 とにかく、日曜日ってもんはね、そのほかの毎日がなんとも忙しくて、一生懸命仕事をしていて、とにかく日曜日が待ち遠しい・待ち遠しい・待ち遠しい・待ち遠しい・待ち遠しい・待ち遠しい・待ち遠しい・待ち遠しいと、待ち遠しいが何回も続くほど切実でないと嬉しくないのです。

 さて、それでもね、明日はね、後にちょいとした仕事があります。感謝です。

 もうアッチコッチで仕事の文句をできるだけ言わないようにします。なもんで仕事の神様ドーカ・ドーカ・ドーカド・ドーカお許しください。
 
 どうだ!」こんくらい「ドーカ」ってお願いすりゃ、なんとかなんだろう。えっならないって・・・

 弱ったなぁ。じっさい。出先でPCでもいじってるかな。