生ハムと元旦と幽霊なるもの

 大晦日の生ハム事件は、結構悲しいものがあったけど、でもそんなの正月を迎えるのにそれほどの障害はなく、無事元旦の朝を迎えたのであります。

 しかしなんだな、アッチコッチのテレビ局をリモコン片手に見飛ばすのは、精神によい影響をあたえないようだね。なにしろ格闘技やお笑いや懐かしの歌謡曲を一緒くたにして見ているもんで、ぼくのか弱い感性が壊れかけましたね。でもってか弱い心臓なんかは、生存に必要な最小限の働きしかできなくなりました。

 いえね、もともと精神関係は少し壊れているので、壊れている×壊れているでプラスになり、かえってよくなったりしました・・・このあたりの記述を抵抗なく解読できる人は、精神が少し壊れかけています。だもんで松があけたらすぐに病院に行きなさい。

 さてと、とにかく生ハムはね、暖かいものにのせて食べるときは、それこそ瞬時に食べないといけませんね。たとえば熱く焦げた食パンに挟むときなどは、それこそ12秒以内でないとダメです。

 なぜ12秒なのかはいずれ説明します。とにかくすばやく食べないで、ほっといて、少し経ってから食べようなんていう、とんでもない考えはアウト。

 アータネェ、そんなことしちまったらですよ、キラキラ輝く生ハムがですよ、ただのしょっぱいだけの普通ハムになってしまうんですからね。

 とにかく大晦日は失敗しましたね。けれどよくよく考えてみると、昨年最後の失敗が生ハム事件だったのは幸運だったかもしれません。とにかく昨年はイロイロな事件があったので、生ハムぐらいはご愛嬌です。

 ことしは朝からつまずいて転びそうになったり、階段からスベって落ちそうになったり、散歩途中の雑木林で、昼前なのに、幽霊に三度も声をかけられたりの幸先のよいスタートです。

 なもんで本来なら今日は雑文の書き飛ばしをお休みするはずでしたが、「幽霊の声かけ」三度は、ちょっと衝撃だったので書き飛ばしました。

 さーてと、雑煮でも食い飛ばすかな。