弁護士事務所の一輪挿し

 
 なんとも気が重たい。とにかく気が重たい。ぼくは以前からなんとなく気が付いてはいたのだけど、ある方面ではけっこう気が小さい。つまり弱っちいってことだね。いえね、年末からちょっとしたことで、兄弟その他への不信感が強まっているのです。

 こんなことはあまりお大っぴらにすることではないので、これ以上は言及しないけど、ひょっとするとぼくはこの先ずいぶんと孤立するかもしれないな。まぁ、そんときはそんときだ。ケーセラーセラの心境だね。

 それにしても弁護士先生はいろんなことをよく知っているね。だからたぶんそれだけ疲れるんだろうね。おもうに神経の図太いほうがよい先生になるんだろうな。よい先生とはうんとお金を稼ぐ先生ってこったね。それはそれでいいことだと思う。お金は命より大事かもしれないからね。

 ん?まてよ、命より大事なんて書くと、またアッチコッチからいろいろ非難されそうだな。でもぼくはけっこう本気でそう思っている。だって毎日生きている命(身体や精神)を。それこそ切り売りして稼いでいるんだからね。時にぼくなんかはね。

 さてと、きょうは久しぶりに仕事です。年末にそれほど仕事をしていないので、なんだかトラックに乗っているのがとてもうれしかった。妙なもんだね。

 街はまだ、きょうあたりはそれほど本気モードではないような気がしました。東京と埼玉を出たり入ったりの外郭環状線もまだ空いていました。

 昼ごろから空模様は下り坂。ぼくの精神状況にまったくもってマッチしている天候でした。あしたは近場を回ります。天気がよくなるといいなと思います。昨夜は3時間程度しか睡眠をとっていません。だからほんらいならもっと眠たくなるはずなのに眠たくない。やはり弱ったな。

 弁護士事務所の一輪挿しが、なんだか妙に心に残っています。