ジョブズのスピーチ

 ジョブスがスタンフォード大の卒業式でおこなったスピーチを、あらためて見ました。ぼくはもうこれで4・5回は見てます。でも見るたびにね、何回もみているのにね、なんだか感動してしまうのです。

 彼は、アップル社共同設立者の一人です。IT関係のお仕事をされている方々はよくご存知でしょう。それ以外の方々でもアップルの名前はよく聞くと思います。詳しく知りたいかたは「wiki」で検索してみてください。ていねいに紹介されていますから。

 さてと、今日は祭日ですね。ぼくはあいも変わらずの早起きで、今日は4時半には床をぬけだしましたよ、暗いうちにね。じっさいこの時期は日がまだ短くて、6時半を過ぎないと世の中明るくなりません。

 もっともガンガンとおてんと様が昇ってもね、ここんところの私の身の回り環境では、明るいな、楽しいな、愉快だ愉快だランランラン・・・なんてなことは、まるで言えないのですね。残念だけど。

 まぁ、でもね、それはそれでやはり時間が解決してくれるのでしょう。だいたいがぼく個人のことだからね、たいしたことじゃありません。だけど時間は凄いね、なんでも洗い流してくれる。

 だからさ、子供みたいだけど、ドラエモンのどこでもドアからひょっと顔をだして

 「オッ、ナンダナンダ、ここまでくると(時間のことです)この件は片付いているのか、そうかそうか。この件は2ヶ月でよい方向で終結かぁ、よかったよかった」なーんて確認ができるといいね。さらにさらにもっと欲を出して、都合よく時間を調節できれば最高だね。

 だからさ、もちろん時間を行ったり来たりすることは、今の科学ではできないけど、効果というか、つまり結果は一緒なんだよね。先が見えないだけでね。

良いほうか悪いほうか、それこそどっちに転ぶかわかんないだけで、時間は問題をちゃんと片付けてくれる。だからさ、時間は凄いと思うよ。偉いね。

 ぼくら日本人は、ついつい回りを見て、空気をよんで、それらのアンテナから得た物差しを行為の判断基準としています。そういう人が多いそうです。そういう人が好かれるのですね。そこいらをぼくは否定しませんよ。いろんな物差しがあっていいと思っているからです。

ただね、それを金科玉条のごとく考え、そんなもんだから回りのものすべてに同じ行為をもとめ、ちょっとでも新しい考えや違った物差しを持とうもんなら寄ってたかってそれをつぶす・・・どうです、皆さんのまわりで、そんな光景を見ることの容易さを感じませんか。やだねぇ、まったく。

 ジョブズはね、そこいらのところもちゃんとおさえているんだね。ぼくはそう解釈しました。そうそう和訳でも動画が見れるのでまだ見てない人はぜひ見てほしい。やはりただテキストを読むのより、受ける感激が違うよ。

 それでね、彼の Stay hungry stay foolish という結びの言葉をね、ただ訳すのではなく、心のなかで、精神のうんと奥のほうで、じっくり噛みくだき味わってもらいたいな。