エコってなんだ?

      


エコってなんだ?

先進8カ国の合同会議が日本の北の方で行なわれているんだけど、そのことが毎日TOPニュースで流れています。なんだかさわがしいね。



もちろん世界の主だった国が知恵を出し合って、世の中をなんとかよい方向にもっていこうと算段することは悪いことではないよ。ただね、まわりの騒ぎがなんとも気になるのです。街のヒネクレタオッサンからみると、もうすこし違う言い方で騒がなければいけないな。ちがうことで知恵を出さなければいけないな。と思うのです。



「じゃあどんな知恵があるんだ?どんな言い方ならいいんだ!言ってみろ!披露してみろ!番号振って書き出してみろ!」・・・なーんか言われると、すぐさまうつむいてしまうのだけど、でもそう思うのだけは確かです。でもってそう思うっていうことを表に出すことも必要と感じています。



あのね、ぼくは流行り言葉を器用に使い、それでもってそれを多用する人があまり好きではありません。「どうだい、ぼくは・わたしはこんなに先進的なのよ」って言っている感じが、連中の身体全体からにじみ出ているからです・・・とヒネクレタ街のオッサンは思うのです。感じるのです。



でもね、ヒネクレタ街のオッサンは、常日頃から動物と親しくしていて、はっきり言うと人間以上に親しみを感じていて、信頼をおいていて、大の仲良しなんで、なもんだから動物的な感も常日頃から養われているのです。スゴイのです。



そのオッサンが今回の騒動でいちばん感じるのは、ここぞとばかりの「エコ」という言葉の使い方です。そもそもエコロジーとは、生物(有機体)とそれらをとりまく環境との関係について、深くじっくり考えようではないかという学問分野(生態学)のことです。エヘン。



どうだとばかし書き出しましたが、辞書で調べたことを書いただけです。すいません。でね、報道関係の人達は、はたしてその生物と環境との相互作用を考える学問の略(エコ)を、きちんと把握したうえでお使いなのだろうかと、そこいらが昨今の騒ぎをみていて気になるのです。



はっきり言うとね、人間が道具を持ち自然の流れに竿をさした時、そこが生態学の始まりなんです。紀元前の話です。つまり基準をキチンと把握しないと、あるいはここいらを基準にしますからお許しくだせえお代官様といってから議論を始めないと・・・正しくないと思うのです。わけわかんなくなっちゃうのです。街のヒネクレタオッサンにはね。